映画「グラディエーター」感想

映画「グラディエーター」劇場予告

映画「グラディエーター」の感想です。

2000年に上映され、なお有名な映画です。

最近になって初めて見ました。

興味はあったのですが、上映時間が長いのと、なんか怖そう（グロそう）なのと、歴史物なのでなんか難しそう・・・っていうのでなかなか見れてませんでした。

もう20年前なんですよ！びっくりです。

監督がリドリー・スコットだし、ラッセル・クロウ出てるし、もういい加減見なきゃ！と思ってやっと見ました！

今は「ジョーカー」で一躍有名になったホアキン・フェニックスも、色々とこじらせたおぼっちゃんコモドゥス役で出演しています。

もういい大人なので、怖い映画も大丈夫です。怖い時は画面に焦点を合わせなければいいんです。

最初は戦争シーン、大半は剣闘シーンなので、正直グロいシーンはそこそこありますが・・・焦点合わせなければ大丈夫です。わたしが大丈夫だったので大丈夫です。

歴史に詳しくなくても問題ありません。気付いたらストーリーに入り込んでいるはずです。

名作はやはり名作です。３時間ほどある映画で話も重たいので、是非お休みの日にじっくりと見てみてください。

基本情報
あらすじ
感想（ネタバレ）
「グラディエーター」を視聴するなら

基本情報

タイトル
- グラディエーター
原題
- Gladiator
監督
- リドリー・スコット
脚本
- デヴィッド・フランゾーニ
- ジョン・ローガン
- ウィリアム・ニコルソン
出演
- ラッセル・クロウ：マキシマス・デシマス・メリディアス
- ホアキン・フェニックス：キウス・アウレリウス・コモドゥス
- コニー・ニールセン：ルシッラ
- オリヴァー・リード：アントニウス・プロキシモ
- デレク・ジャコビ：グラックス議員
- ジャイモン・フンスー：ジュバ
- リチャード・ハリス：マルクス・アウレリウス

音楽
- ロルフ・ケント
公開
- 2000年
上映時間
- 155分（劇場公開版）
- 172分（完全版）

あらすじ

ローマ帝国将軍のマキシマスは、皇帝アウレリウスに帝位を継いで民を導いて欲しいと頼まれる。マキシマスは考える時間が欲しいと言って答えを保留するが、その夜アウレリウスは息子コモドゥスに殺害される。真相に気付いたマキシマスは捕われ、処刑されそうになるが、逃走する。故郷に戻ると家は焼き払われ家族が殺されていた。疲れ果て気絶したマキシマスが目を覚ますと、奴隷商人に囚われていた。剣闘士団を運営するプロキシモに買われたマキシマスは、グラディエーターとして剣闘技大会で闘うことになる。

感想（ネタバレ）

コモドゥスがとにかく気持ち悪くてすごいですねえ！！！あのナルシストで甘えんぼな気持ち悪さを出せるホアキン・フェニックスの演技は見事ですね。
シスコンすぎてびっくりしたけど、結局最後は自分が一番かわいいんですよね。大好きなお姉さんに裏切られたのが許せなかったんでしょうけど・・・。

マキシマスは誠実で実力があって、部下に慕われるし皇帝にも信用されるし、「俺、戦争が終わったら家族と幸せに暮らすんだ」ってフラグ立てまくってましたけど、まさかあんな悲惨な目にあうとは・・・。
奥さんも子供も簡単に殺されていて辛すぎる。
生き残って復讐しても、どうやって生きていくんだろう？家族が生きがいだって言ってるのに・・・と思いながら見てたので、結末は悲しいけれど納得です。

ジュバが言っていたように、家族に会いに行けたなら良いな。

The Death of Maximus | Gladiator | SceneScreen

でも奥さん死んでるとはいえ、ルシッラとちゅーしたのは納得いかないだよ。あくまでも昔の恋人なんだから、今は奥さん一途でいてほしかった・・・。

奴隷同士、一緒に共闘するのが熱かったです。いきなりみんなをまとめあげて、作戦を練ってしまうのはさすがローマ軍将軍っす！！！って感じ。あんなもの見せられたら、観客もファンになるしかないでしょう。
相手役はかわいそうだけど。こんなチートキャラ来るの聞いてないんですけどーって思ってそう。
プロキシモも良いおっちゃんだった・・・。

あと蛆虫を湧かせておくと傷の治りが早くなるっていうの初めて知りました。勉強になりました。
「蛆虫　傷」で検索すると、候補に「蛆虫　傷をきれいにする」って出てくるので、みんな考えてることは同じなんだなと・・・！
マゴットセラピーっていう治療法があるらしいですね。Wikipedia見るとちょっとグロい写真出てくるので気をつけてください。わたしは(´⊙_⊙`)こんな顔になりました。

Now We Are Free

ところでテーマソングの「Now we are free」は映画を見る前から知ってて、ハンス・ジマー作曲だし良い曲だな〜とは思ってたのですが、
改めて映画を見てから聞くと、ラストを思い出して泣けてきます・・・。良き。